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就職の形

こんばんは 社外の人事部 門倉です。
最近 ご質問をいただく件で少しコメントしたいと思います。

お客様からの相談として、人材紹介の活用のご相談をいただきます。
特に、医療系では宇都宮あたりでも随分人材紹介の事案が
採用確保手段として浸透していると思います。

人事部経験の立場と人材ビジネス会社勤務の経験からは簡単に解説させて頂きます。

人材紹介会社は有料職業紹介という許可によるビジスネ展開できるもので、
求人企業様の人材基準に応じて、紹介会社が人材を発掘して求人企業様に紹介をして
成約時に求人企業様から採用者の想定年収の20~30%を紹介手数料として得るビジネスモデルです。

少し前の話になりますが、
ある人材紹介会社が、弊所のお客様に対して、人材紹介を行いましたが、
企業側では力量不足により採用を見送る方針で結果を出す予定でした。
しかし、面接を行った応募者は、その企業に本当に就職したく就業条件(年収)が低くても
その会社に行きたいと人材紹介会社の担当者に相談しました。
人材紹介会社の担当者は、もっといい企業があると説得したそうです。
その後、応募者はあきらめきれず人材紹介会社の紹介を断り
就職をしたいその企業に直接再度応募をされ、たまたま欠員が生じたことにより採用されました。
応募者から後から聞いた話ですが、人材紹介会社の担当者は、企業側の不採用理由を説明せず
応募者の転職意向には関係なく、紹介会社の論理で案件を継続し続けていたそうです。

人材紹介会社のすべてそうではなく、しっかりとキャリコンサルティングを行っている会社も一杯あります。
しかし、いざ案件があると、必ずしも本来守るべき優先順位が異なる場合もあるということです。
応募者にとって、人材紹介を活用するときは、ご自分にあったコンサルタントとの出会いが必要であると思います。

私自身、就職活動は基本自分で探すことが必要ではないかと考えています。
自分で企業を研究することが、企業を見る目を養うことになりますし、
特に、言語化できない風土といいものは自分で感じる努力をしないと、採用ミスマッチが少なくなりません。
ただ、キャリアをコンサルティングすることは大切でもあります。
採用企業・応募者の橋渡し、それを支援することも少し考えていく時期かなと考えています。
採用企業と採用者がwin-winになるために!!